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レディ・ホイッスルダウンの贈り物

2013-08-11

レディ・ホイッスルダウンの贈り物

収録作品
たった一つの真実の愛 [著]スーザン・イーノック
ふたつの心 [著]カレン・ホーキンス
十二回(1ダース)のキス [著]ミア・ライアン
三十六通のバレンタインカード [著]ジュリア・クイン

レディ・ホイッスルダウンの贈り物 (ラズベリーブックス)レディ・ホイッスルダウンの贈り物 (ラズベリーブックス)
(2011/01/08)
ジュリア・クイン、スーザン・イーノック 他

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1814年初頭のロンドンは例年にないほどの寒さにつつまれていた。テムズ川は凍り、街中に雪が深く積もっている。そんなものめずらしさに惹かれ、いつもは郊外で冬を過ごす貴族たちも続々とロンドンに集っていた。ドルリー・レーン劇場は満席、テムズ川ではスケート・パーティ、さらにバレンタイン舞踏会までもが開かれる。そこでは冬の寒さも忘れさせるようないさかいと恋がはじまろうとしていた―。例えば、自分を振った元求婚者の兄とワルツを踊るはめになるような―。リタ賞ノミネート作!ジュリア・クインほか4人の人気作家たちが描く、レディ・ホイッスルダウンが見た冬のロンドンに咲いた4つの恋物語。


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Review

ジュリア・クインを含む4人の人気作家たちが描く、冬のロンドンに咲いた恋物語。

たった一つの真実の愛 [著]スーザン・イーノック
ヒロインのアンが、婚約者意外の男性と雪の中を寝転がっていたというゴシップ記事を新聞に掲載されたことをきっかけに、19年間彼女を放っておいた7歳年上の婚約者マクシミリアンが、彼女の元を訪れたことによって始まる物語。
ヒロインが赤ちゃんの頃に交わされた婚約だし、マクシミリアンもアンには手紙1通すら寄越さないほど無関心だった訳だし、アンがふてくされている(笑)気持ちは、理解できなくも無かったです。ヒロインに横恋慕している自称友人君がちょっと疎ましかった…。ヒロインが自称友人君を無意識のうちに利用してるようなところも、なんだかイヤな感じでした。
マクシミリアンは、アンのことを過大評価しすぎのような気がします。私はこのヒロイン、あんまり好きじゃないですね。でも、ロンドン生活を続けたいヒロインと、領地へ帰りたいヒーローの攻防戦がなかなか楽しかったと思います。

ふたつの心 [著]カレン・ホーキンス
若くして家族との死別を経験しているしっかり者でちょっぴり風変わりなヒロイン、ライザと、彼女の親友の兄でもあり、幼なじみでもあるロイスの物語。
ライザは、31歳で未婚、経済力アリで、ファッションセンスも含めてなかなか個性的な女性です。ロイスは39歳ということなので、大人のカップルですが、2人共、自分の恋愛には疎い様子です。ロイスは放蕩者設定ですが、誰とも長続きしない上に、女性関係の話をライザにほぼ全て把握されていたりします。
「結婚して家庭が欲しい。」と思うようになったライザは、そこそこの条件の花婿候補を見つけますが、ロイスはそれがどうにも気に入りません。大人のカップルですが、自分たちの気持ちには鈍感で、微笑ましかったです。

十二回(1ダース)のキス [著]ミア・ライアン
ヒーローとヒロインは遠い親戚で、ヒロインの父親亡き後、爵位を受け継いだヒーローが、戦争から帰って来た3年前、それまでヒロイン母子が住んでいた屋敷を退去させていたという曰く付きの関係です。ヒロインが、気乗りのしない婚約が秒読みの状態の時期に、2人は出会います。
まぁ、ろくな猶予期間も与えず、自分たちを屋敷から追い出したヒーローに対して、ヒロインが不信感を覚えるのは、まったく当然な話ですが、ヒーロー側にもいろいろと事情があります。
この話は、他の作品に比べて比較的短かったですが、ヒーローもヒロインもそれぞれ苦労してきている分、幸せになって欲しいカップルだなと思いました。

三十六通のバレンタインカード [著]ジュリア・クイン
好きな作家さんだということで、ひいき目が入ってしまったかもしれないけれど、一番面白かったです。
伯爵家の次男クライヴに言い寄られて過ごした社交界の1シーズン、当然求婚されるものと信じて疑わなかったヒロイン、スザンナ。でも、彼が妻に選んだのは別の女性でした。突然の出来事と、それに伴う周囲の人々の勝手な噂話や中傷によって、ヒロインの自尊心は、酷く傷つけられます。
次のシーズンで、彼女は、彼の兄(伯爵)であるデイヴィットと再会しますが、彼女の堂々とした態度や芯の強さに、デイヴィットは心惹かれます。
また、ヒロインも、自分の身分(爵位無し・良家の令嬢)を良く思っていなかったはずの伯爵が、自分に近づいてくることに心を乱されます。
周囲にちやほやされていた頃には気付かなかった、目立つタイプではないけれど心の優しい友人ができたことによって、自分の過去の薄っぺらい人間関係にヒロインが気付いて成長したところが良かった。
作品のタイトルにもなっている「三十六通のバレンタインカード」の件については、思わずクスリと笑ってしまいました。

4つの作品共、それぞれの登場人物が、同じイベントに参加していたり、ちょっとだけ登場しているという仕掛けが面白かったです。
個人的には、ジュリア・クインの作品が飛びぬけて面白かったかな、と思います。カレン・ホーキンスの回り道しすぎな大人カップルの話も良かったです。


レディ・ホイッスルダウンシリーズ
レディ・ホイッスルダウンの贈り物 [ ジュリア・クイン ]
レディ・ホイッスルダウンからの招待状 [ ジュリア・クイン ]

 

テーマ : ロマンス小説感想
ジャンル : 小説・文学

tag : ジュリア・クイン スーザン・イーノック カレン・ホーキンス ミア・ライアン ラズベリーブックス

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少女コミックからBLコミック・小説、ハーレクインコミック・小説まで無節操に読んでます。レビューは、ちょくちょくネタバレしていますので、ご注意ください。

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